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御本人コメント 某月某日、仕事を終えてバス停から自宅への帰り道 歩道の端の草むらに、なにやら木製箱形楽器らしき影が よく見れば、ケースもなく全裸状態で遺棄されている ではないか しかし、手に取ってみると、箱そのものに割れや ひびはなく、妊娠もしていない ネックの反りやねじれもなさそう、ただし糸巻きは ボロボロで歯抜け状態 だがエンドピンやサドルもちゃんとついている、数本の 錆びきった弦とともに ヘッドには「YAMAKI」の スクリプトロゴがはっきりと・・・ 僕もギター弾きの端くれとして、この状況のまま 放置プレイを継続するのは 忍びないと感じたので、 これを保護し、自宅に連れ帰った とりあえず、泥や砂ぼこりを落として、糸巻きやピン、 サドルを外し 固く絞ったタオルで外面を拭いて、 ボディの中のゴミや虫の死骸を掃除機で吸い出し そのあと、乾燥剤と丸めた新聞紙を入れて、乾燥させた その後、糸巻きをマトモなものに換装し、浮いた フレットを 沈めてやり、サドルを滑らかにし、 エンドピンを交換 おそるおそる弦を張ってみると、 意外や意外まともな音が出るではあーりませんか！ 「その後もレギュラーチューニングのまま張りっぱなし ですが 棹の反りやねじれはなく、ブリッジの異常も ないです」とのことです（^^） さらに詳細＆音の試聴は＜こちらへどうぞ＞ |
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