昔むかし、アコギが「フォークギター」と呼ばれていた頃、
「スゲー」と誰もに崇められていた、盲目のシンガーがいました。
彼の名はドク・ワトソン。
当時のギター少年に早弾きの何たるかを知らしめた、クロスピッキングの達人。
しかしすっかり御老体となった今日も元気に活躍のご様子。
僕もかつて「何ぼのもんじゃい?」と半信半疑で聞いてみたら、
あんまり凄くて返り討ちにあった記憶があります。
ですので皆さんもぜひ、半信半疑で聞いてみてください。
和み系の歌声をささえる、玄人ならではのギターは学ぶところが多いはず。
Black Mountain Ragを弾ける事が、ギター弾きとしてのステイタスであった。
そんな時代が、過去においてあったことも頷けるでしょう。
もちろん僕は、いまでも弾けません(恥)。
|