あなたと僕のCDレビュー 2003年4月号

YUKITAKA-R紹介タイトル
スピッツ/名前をつけてやる

今や、押しも押されもせぬ人気のスピッツです。
ブレイク後の彼等もいいですが、まったく雰囲気の
違うこの頃、特にこの2枚目、ぼくはマイベスト
アルバム10(笑)があるとしたら必ず入れます。

おそろしく切なく、明るい。けだるく、ハイで、
甘く汚れて、やさしくよわくて、失望的な野望‥‥‥‥
ようするにぜんぜんまっすぐじゃないのです。
でも、それがまっすぐなんですね。(意味不明)



めめちゃん紹介タイトル
Vanessa Carlton/Be not nobody


ジャケット写真を見ていただけるとおわかりになりますが、
若い女性でまだデビューしてまもないです。
端麗な顔立ちからは想像できないピアノのテクニックの
高さは めめちゃんもびっくりしてしまいました。
時には荒々しく、時には切ないピアノを弾きながら、
甘い歌声で独特の世界観を作っています。
今風のリズムの曲も、ロック系の音も、彼女の歌声を
通して聞くと、ほのぼのとした感さえあります。
イライラしがちな日常に疲れて、ほっとしたい人には
いい作品です。
ちなみに、アルバムに収録されている曲のうち、
A Thousand Milesは2003年2月に発表の
グラミー賞を受賞しました。





ゲストのShimizuさん紹介タイトル
Blind Blake/Complete Recorded Works Volume 4

戦前カントリーブルース系ラグタイムギタリストでは言わずと知れた
超有名人でございます。
今更私ごときが書くことは何もありませんが、
何度聞いても人間離れした超絶プレイは呆れてしまいますね。
タイム感覚が抜群という表現を良く聞きますが、
とにかく打ち込みではないかと思われるほど正確なギターのコントロール
技術は、未来永劫彼を超える人は出ないであろうと言い切りたい。
特に「Blind Arthur's Breakdown」「Diddie Wa Diddie」などを聞くと、
これは普通の人間の指の動きでは再現不可能だと思うのは私だけではない筈。
Blind Blakeに関する詳細な資料が現存しないのは、
もしや架空の人物で実際は複数の人間で弾いていたのではないかと。
なんてね。
かなわぬ話ですが、彼が実際に弾いている場面を見てみたい・・・・

コチラで視聴できます。





Tsuge紹介タイトル
オムニバス/ミスター・ジャグバンド・マン

日本にわずか10程度しか存在しないと思われる(当社調べ・嘘よ)
ジャグバンドの演奏だけを集めた、
なんとも凄いコンセププトのオムニバスアルバム。
ジャグバンドというのは、要するにビンを吹いてブーブー音を出したり、
タライにモップの柄をつけ弦をはってベースにしたり、
洗濯板を擦って鳴らしたり。
というガラクタ楽器を集めて演奏するスタイル(歴史的背景の解説は割愛)
本アルバムには日本一のジャグバンド、マッドワーズを初めとする、
全国気鋭の8バンドが参加。
あっちでブーブー、こっちでジャカッジャカと
とても楽しい事になっている一枚です。
実は初めて友人針ーが我が家に遊びに来た時、
彼は拙宅にこのアルバムがあるのを見て
卒倒しそうに驚いたと言う。それは僕も同じで、
お互いにこれを持っている人に出会えると思っていなかったからね。





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